あなた一人だけが幸せになることはない理由

あなた一人だけが幸せになることはない理由

あなたを中心とした円とは、プライベートでは、あなたと友人、あなたと恋人、あなたと配偶者、あなたと子供、あなたの家族といった幾つもの円のことです。

公には、あなたの所属する会社や組織が大きな円であり、その中のあなたの部門が中くらいの円であり、あなたが属しているチームが小さな円になります。外にも、商工会や町内会、顧客との付き合いといった幾つもの円があります。

それぞれの円の中心にいるのがあなた。相手にとっては、円の中心にいるのは相手自身で、あなたは、相手の円の内側にいるイメージ。

無人島に生きる人でもない限り、一つも円を持っていない人はいません。みんな、自分を中心とした幾つもの円を持っていますし、相手を中心とした幾つもの円の内側にいます。それらの円を行き来しながら暮らしている。

よく考えてみて下さい。あなたの価値をあなたダケが認めているとしたら、たんなる自己満足に過ぎませんね?自己満足だったら、無人島で生きていたってタップリ浸れます。

しかし、一つでも円ある限り、あなたの価値は、円の中の他の人に認められて初めて、本当の価値になるのではないでしょうか?
とすると、あなたの価値が認められない円の中にいて、どうしてあなたが幸せになれましょう?あるいは、あなたの存在が否定される円の中にいて、どうしてあなたが幸せになれましょう?

その逆に、あなたが「お前なんか要らない」と、円の中の人を否定して、どうしてあなたダケが肯定されましょう?肯定どころか、「ふん。こっちこそ要らんワ」と去られてしまい、あなたの円の中には誰もいなくなってしまう。

いかがです?「あなたがいてくれて良かった」と認められる円の中にいてこそ、あなたは幸せになれるのと違いますか?
だから先ずは、あなたを中心とした円を幸せに導きましょう。円の全方向360度へ向けて、プラスのストロークを放つのです。
それが、あなたを中心とした円を成功へ導く方法であり、延いては、あなたが幸せになる方法です。